中綴じの背割れについて
2015年7月14日
中綴じに限りませんが、折り加工のある商品には
背割れという現象が起きる場合があります。
背割れというのは中綴じや二つ折り加工等の商品を
開いたり閉じたりすることで、折り目部分が
紙割れを起こしてしまうことを指します。
通常折り目に絵柄や色が入っていない場合は
背割れをしても見た目にはほぼ分かりません。
しかし折り目部分に濃い色や絵柄が入っている場合は
とても目立つので注意が必要です。
また用紙が厚くなる程、背割れが起きやすくなります。
回避方法としてはスジ入れをする方法があります。
折り目にあらかじめ折りスジを入れておき、
紙割れを起きにくくする方法があります。
しかしスジ入れをする場合は1工程増えてしますので、
その分の料金が加算されます。
また、スジ入れをしても100%背割れを防ぐことは出来ません。
ですが折り部分に濃い絵柄(色)が入る場合、
特に用紙が厚めの商品の場合はスジ入れ加工をお勧めします。