特色
2016年1月27日
こんにちは!
前回スクラッチ関連の記事にて平網について書きましたが、
今回は「特色」についてのお話しを。
まず、CMYK4色の印刷物は、C(シアン)M(マゼンタ)
Y(イエロー)K(ブラック)各色の濃度を組み合わせて
それぞれのアミ点の集まりが重なる事で色を再現していますが、
特色とはそのCMYKの4色では表現しきれない色を
特別に配合した特色インキで表現した色の事をいいます。
一例としては、金や銀などのメタリックカラー、
鮮やかなピンクやオレンジ、イエローといった蛍光色などは
特色でなければ再現できない色となっていて、
その他一見普通にCMYK4色でできそうな赤や青、
緑などでも、4色では表現しきれない特色が多数あります。
また、特色はインキ自体を調合して指定された色のインキを作りますので、
基本的には100%のベタで使用します。
特色の色をIllustratorで30%や50%に設定しても再現できない
わけではないのでグラデーションにも使用できますが、
役割として企業のコーポレートカラーなど決まった色を
再現する事が多く、大抵の場合はやはりベタのまま印刷されています。
種類としてはDICやTOYO、PANTONEなど、
各特色インキメーカーより数多くの特色が展開されており、
特色刷りを発注する際には各メーカー見本帳の番号で指定します。
サイトのメニューには載っていないのですが、
スクラッチ印刷でも4色+特色での印刷も別途対応可能ですので、
こだわりの色を再現したい場合などありましたら
ぜひぜひお気軽にお問い合わせください(^O^)/