一休さん
2016年2月4日
2月Ⅰ日は一休さんの誕生日です。
子供の頃テレビアニメで見ていて大好きな番組でした。
特にエンディング曲の「母上様」という曲が大好きで
今でも歌詞やメロディーを憶えています。
一休さんといえば、屏風の虎の話でしょう。
屏風の虎を捕まえてくれという相談に、屏風から虎を出して下さいと切り返したというのはとても有名な話です。
あとは水飴の話なども面白いです。
子供の頃お寺で修行していた時のこと、お寺の住職さんが町の人から水飴を頂きました。
住職さんは独り占めしたくて、お寺の小僧たちに
「この水飴は大人が食べると良薬となるが、
子供が食べるとすぐに死んでしまう毒なので食べてはいけない。」
と言い聞かせて出かけて行きました。
一休さんは水飴が毒ではないことを見抜いていたので
住職が出かけている間に、お寺の小僧みんなで
すべて食べてしまいまいました。
住職が帰ってくるのを見ると、住職が大切にしていたお皿を割り
小僧みんなで泣きまねを始めます。
住職がびっくりして、どうして泣いているのかを訪ねると
掃除している時に大切な皿を割ってしまい
死んでお詫びをしようと毒の水飴をなめたが全部なめても死ねないのです。
という返答を受けて、住職は怒ることは出来ずに許して、
その出来事以来、住職はお菓子を頂いた際は
小僧達に分け与えるようになったというお話です。
今30代後半以上の方はテレビアニメで一休さんを見ていた方は
多いと思いますが、20代以下だと知らない人も多いのかもしれません。
一休さんや日本昔話などは、他のテレビアニメのような
ドキドキワクワクはあまりなかったけれど、
何十年たっても忘れられない印象的な話があります。
日本昔話などは誘惑に負けてしまうことで
みじめになってしまう話が多くあり、
子供のころは誘惑に負けない大人になろうと思っていましたが、
今でも様々な誘惑に打ち勝つことはとても難しいです。
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