2016年7月4日
パンフレットを作成するために必要な印刷項目
一般的にホテルや宿泊施設パンフレットは主にリーフレットとよばれる
三つ折りにした印刷物が多いようです。
リーフレットというのは、一枚物の印刷物を二つ折りや三つ折りに
しているものを指します。
大半は施設の外観や部屋の内装などのイメージ写真を組み込んで、
シングルやダブルなどの部屋の内容を説明しています。
もちろん住所やアクセスマップなどをいれる事も必衰項目の一つです。
パンフレットの一番前のTOPのページには、やはり部屋の内装写真を
選択しているパターンが一番多い感じがします。
またリーフレットは紙を折らないチラシと比較して、
コンパクトに折っている事で、施設のロビーに置いても
持ち帰っていただける可能性は高くなります。
つまり手軽にバックにしまって持ち帰れるお手軽感が高い印刷と言えます。
また遠方の方には、封筒に入れて郵送も可能ですので利便性も高い仕様です。
よく使われる用紙種類について
よく印刷のご注文いただきますお客様からご質問をいただきますが、
世間には何百、何千もの用紙が存在しますが、
一般商用の印刷物に使用される種類はおおまかには3種類に分けられます。
種類としてはコート紙、マットコート紙、上質紙に分けられます。
- コート紙
コート紙の特徴としては表面がツルツル・テカテカしており、
これは塗工用紙といって用紙の表面にコーティング加工しているためです。
こちらの用紙のメリットとして、色が綺麗に再現できるので写真等を綺麗に
印刷したい場合に適しています。
デメリットとしては、ボールペンや鉛筆で用紙に文字を書き込むことが
出来ませんのでご注意下さい。
- マットコート紙
マットコート紙の特徴は、しっとりして落ち着いたイメージで、
高級感を出したい場合に適している用紙です。
こちらも比較的色が綺麗に再現できるので綺麗に印刷したい場合に
適しています。
その他としては印刷していない白地の部分は落ち着いていますが、
印刷した部分についてはグロス(光沢)が出てきますので、
コントラストがついた印刷仕上がりになります。
- 上質紙
用紙の特徴としては、コピー用紙やノート用紙に近いものとなります。
こちらは鉛筆やボールペンで書き込むことに適した用紙です。
パンフレットに住所や氏名、アンケートのように紙に何かを記入したい場合に適しています。
ただデメリットとしては、上質紙の特徴として色が暗くなってしまう傾向が
ありますので、写真や色を綺麗に出したい場合には不向きとなりますので
ご注意下さい。
以上の事からパンフレットのおすすめの用紙としては、
写真などを多く使用したり、写真をきれいに見せたい場合は、
コート紙かマットコート紙となります。
よく使われる用紙厚さについて
こちらも印刷のご注文いただきますお客様からの
よくあるご質問ですが、パンフレットを作成するにあたり、
注意点として、パンフレットは両面に印刷するのが基本です。
そのためにあまり薄い用紙はおすすめしていません。
その理由として両面印刷をおこなう事で、用紙が薄い場合、
裏側に印刷したものが透けて見えてしまう事があります。
その事からリーフレットの印刷物を作成する場合は、
110Kgぐらいが適正と考えています。
リーフレットを作成するためのまとめとして
三つ折りのリーフレットについては、
A4サイズを三つに折りたたんだサイズ
(210ミリ×100ミリ)ぐらいとなり、
選択する用紙についてはコート紙あるいは
マットコート紙の110Kgが適正と考えます。
高級感を出したい場合は、その他の単価の高い用紙で
印刷する事の可能ですし、
紙面に情報が入りきらない場合、大き目にサイズアップを行い、
観音折りのようなタイプにするのも有効と考えます。
記載する内容やご予算に応じて、印刷会社に相談するのも手段です。
当社でもそのようなご相談がございましたら、受け付けておりますので、
お気軽にご相談いただければと思います。