天のり・マーブル・クロス巻き
2016年9月15日
●天のり製本
天のり製本とは印刷物の後加工の1種で、
その名の通り「天」部分をのりで固める製本方法です。
「天」部分がのりで固めてあるだけなので、
1枚ずつ簡単に取れますで、メモ帳や伝票などによく使用されます。
●マーブル製本
マーブル製本は、天のりしてある伝票等の「天」部分を
伝票などでよく見かける迷彩のような模様の紙テープで
くるんだ製本方法です。
マーブル模様以外にも、黒や紺等のものも含まれます。
●クロス巻き製本
クロス巻き製本は上記2つの方法とは異なり、
背の部分をホチキス止めして、紙ではなく布のテープで
くるんだ製本方法です。
ホチキス止めがしてありますので、
天のりやマーブル製本のように簡単に剥がすことを目的とせず
「複写伝票」などに用いられます。
複写伝票には2枚目にミシン目を入れてそちらだけを切り離す仕様がありますので、
そういった伝票作成の場合に用いられます。