真冬の海って、いつ?
こちらは3月初旬の宮城県北部の海岸の写真です。
まだ気候としてはちょっとあたたかくなりますが、
まだ肌寒く、ひんやりした感じです。
海水は大気より冷え込むのが遅れますので、
陸より海の暦は約一月ちょっと遅れます。
釣りをされる方はご存じかとおもいますが
つまり2月から3月の海というのは真冬になります。
真冬の海のイメージとしては、雪の降る中
漁師さんが船で網をひきあげる風景を思い浮かぶ方も
たくさんいらっしゃると思いますが、実はちがうのです。
3月になり、ちょっと気温が上がり、暖かく感じますが、
実は海の底は冬の真っ最中という事で、魚の動きも
まだ鈍い状況です。
人間を始めとする哺乳類は恒温動物といって、
気温の上下にかかわらず体温の代謝ができますが、
魚は人間と違って爬虫類のように変温動物ですから
海水の水温が低くなると、エサを食いが悪くなり
釣りに行ってもぜんぜん釣れません。
せっかく釣りをするのであれば、たくさん釣れたほうが
たのしいですよね。
ご家族で釣りに行かれる場合は地域にもよりますが、
やはり5月のゴールデンウェークあたりから
お出かけしたほうが、楽しめそうですね。
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